対話型アクティブラーニングで重要な3つの「力」

こんにちは。小田島です。

対話型アクティブラーニングをやっていく上で、僕が重要だと考える3つの力について書いてみたいと思います。全国の先生方に200枚の授業DVDを発送しましたが、良く「対話のコツ」「アクティブにさせるコツ」を聞かれるので、記事にして残しておきたいと思います

1「発問力」

当然ですが、対話型アクティブラーニングは「対話」型の授業で、生徒の頭を「アクティブ」にするモノです

そのきっかけとなるのは、教員の「発問」である事から、1番目にあげる力としては「発問力」と言うことになります

実は、この「発問力」が3つの力の中で一番鍵となる力という事が、全国の先生方からの質問から分かりまして、今では第4回まで実施させていただいておりますが、岩手県内のみならず、県外からも参加していただいている「対話型アクティブラーニング発問塾(別記事にて紹介)」を岩手大学か、勤務校会場で行っております

「発問する力」が無ければ、生徒の頭はアクティブにならず、いわゆる「Yes」か「No」を答える発問であったり、簡単すぎる発問であったり、逆に難しすぎる発問であったり、生徒の思考は止まってしまいます

絶妙に生徒の心をくすぐり、生徒の「え?」を誘発する発問、これを発することにより教室内が「思考の渦」に巻き込まれる感じです

答が1つでなくても良いので、工夫して生徒に多少の混乱を巻き起こすような、そんな発問を僕は心がけていますし、発問塾では、「質問」と「発問」の違いを含め、お題を提示して模擬授業をしていただき、みんなで感想を言い合う感じで進めておりますので、よろしければ8月、岩手までおこしください!

2「検証力」

では、「発問がいつもウマく行くのか」と言うと、実は僕自身もそうではありません

発問しても、思い通りの発言が出てこなかったり、生徒が混乱しすぎてヒントが必要であったり、様々な状況が教室内で起こることが想定されます

その時に、「自分の発問は適切だったろうか」「次に何を言うべきか」「どうして、生徒は沈黙してしまったのだろうか」を「検証」する力が必要と考えます

これを、瞬時に行い、自分の発問そのものを検証することにより、次に「説明」すれば良いのか「さらに発問」すればいいのか、「活動」させれば良いのか、判断できるようになります

常に自分の発問を検証しながら、次の発問につなげていけるように気を付けて授業を進めています

3「修正力」

最後は「検証」を踏まえての「修正力」です

この修正力というのは、自分の発問がウマく行かなかったときだけでは無く、生徒の発言が思いもよらないときに、「いかに最後のゴールまで導いてあげるか」につながる力でもあります

生徒には「誤答は宝」という形で話しているので、

間違いを恐れることなく、バンバン発言がでてきますが、その分、当然「誤答」も増えることになります

その誤答をきちんと拾い、板書し、それについて、どうやって自分の考えるゴールにつないでいくか、この力も意識して僕は授業をするようにしています

生徒の発言により、急な「寄り道」をすることもたくさんあります

ありますが、最終的にはちゃんと授業前に決めておいた「これについて考えさせ、こういうことをわかって欲しい」と言うゴールにきちんと向かわせてあげる

そういう「軌道修正」を教員側が促す力、これを重視しています

対話型アクティブラーニングは、基本的に教員主導の講義型一斉授業の中で、生徒の頭をアクティブにする授業法です

転勤した2018年度、大船渡高校からは、ペアワーク、グループワーク、そして、ICT(ロイロノート)を取り入れ、さらに進化した形で、生徒を「思考の渦」に巻き込み、考えさせ、自由に発表させる形をとっています

そこで気を付けている自分なりのコツが、この3つの力、と言うことになります

これを踏まえて、スーパーマリオ(別記事)で対話の練習をしていただければ、と思いますので、そちらも合わせてご覧いただければと思います

では、また別の記事でお会いしましょう!