誤答は宝、という考え方

こんにちは、小田島です。

対話型アクティブラーニングを進めて行く上で欠かせない「誤答は宝」という考え方について書いていきたいと思います

生徒の自由な発言を生み出す魔法の言葉

僕が授業するときに、必ず最初(年度始め)の方でこの言葉を生徒に贈ります

自由な発言というのは、「間違ったらどうしよう」「間違ったらイヤだな」「間違ったら恥ずかしいな」という気持ちと裏腹です

どんなレベルの学校の生徒でも「正答」を言いたいモノです

教員側が発問をした場合、ほとんどの先生は「正答」を求めませんか?僕も昔はそうでした

でも、今は違います

生徒に伝えた「誤答は宝」という言葉、これを全面に押し出して、「ドンドン間違いなさい」と話しています

教室は間違うところ

多くの生徒が勘違いしているのですが、教室では「正解を言わなければいけない」「当たらなければならない」という風に「教室で間違ってはいけない」と信じ切っている生徒がほとんど100%でしょう。それくらい、小さい頃から「当てること」にフォーカスされた授業を受けてきた、と言うことになります

でも、僕の授業「対話型アクティブラーニング」では、正答よりも誤答の方を大切にします

教室は間違うところだ、と生徒には言います

正解を答えられたら「そうだね、正解だね」「当たってるね」としか言えません。膨らませることも出来ますが、なるべく僕の発問は「一発で正解がでないような発問」にしています

そうすることで、より生徒はアクティブになり、自由な発言をしてくれます

他人の間違い、良い考えなんだけど惜しい、そんな発言が出た場合、当然ですが、どうして間違ったのか、どう考えていたのか、どう捉えれば良かったのか、それについて、自分なりの意見を出すことが出来ます

教員が発問などしなくても、クラスメイトの「誤答」が1つあれば、その誤答を膨らませて、みんなで考えを深めることが出来るのです

だから、僕は生徒に言います

「誤答は宝」だと

「君が間違ってくれたから、みんなで考えを深めることが出来たよ、ありがとう」

正答が飛び交う教室は、それはそれでいいのかもしれません

しかし、僕は、誤答が出ても笑われない、誤答から、さらに考えを深められる、そんな自由な空間こそ、教室であるべきだと思っています

誤答が許されるような空間では、様々な意見が出るでしょう

そういう空間の構築こそが、僕の目指す「対話型アクティブラーニング」の完成形だと思っています

もちろん、演習や例題の説明も重要です。それを軽視するわけではありません

しかし、アクティブタイムを重視した、「考え、自由に意見を述べられる時間」は、授業しているこちらも楽しいし、生徒も楽しい、と言ってくれます

そのために必要なキーワードである「誤答は宝」、僕は、特に出前授業などの「初めて出会う生徒達の前で行う授業」で、必ずこの言葉を説明して、スーパーマリオ(別記事で紹介します)を練習することで、多様な意見を出すことが出来る空間を作っていきます

また、生徒の「誤答」という「宝」に会いに、僕は教室へ行きます

やっぱり、授業って、最高に楽しいですよね。同じ発問をしても、生徒によって、クラスによって、全然違う「発言」が出るんですから。それをどう返すか、至福の一時です

では、また別の記事でお会いしましょう!